20190727ドル円の相場分析
週足レベルでは年末年始の暴落から上昇トレンドに入っていましたが、
そのトレンドを崩す形の値動き、トレンドレスな状況になっております。
そうした週足レベルの相場環境の中、
日足レベルでは下降トレンドを継続していましたが、
そのトレンドを崩す形でタイムアウトとなっております。
タイムアウトとなったあたりというのは、
直近高値のラインやその高値のネックラインなどからなる抵抗帯(赤線)として機能してくるか確認する必要がある価格帯となっております。
一つの見方としましては、週足レベルの移動平均線は上から押さえてくるような形ですし、前述した価格帯がレジスタンスとして機能してくると、
週足レベルでの高値切り下げポイントとなってくるかという見方が考えられる局面になってきます。
またもう一つの見方としましては、週足レベルで安値としてダウを判定している部分は安値切り上げてきていますし、日足の移動平均線も水平から上向きに移行している状態なため、前述した価格帯を抜けてくるという見方も可能になってきました。そのように価格帯を抜けてくるとネックライン(緑線)などが次の抵抗帯として気になってくるわけですが、そこまで行くと週足レベルの移動平均線も水平気味に移行し、次は安値切り上げポイントを形成してくるという見方もできます。
そうした相場環境の中、4時間足では上昇トレンドをつけていて
そのトレンドを継続する形でタイムアウトとなっております。
今週のスタートした部分(7/22)というのは、二つの見方をする必要がある局面で
一つの見方としましては、
・日足レベルの移動平均線は水平ですが価格より上に存在し押さえてくるという点。
・またH4MA20も下降に推移している点(価格はMAを上抜けてはいますが)。
・日足レベルで高値切り下げとして引いている部分をトレンドラインで結ぶとそのライン際という点。
・(H4でダウ線を引いているが、そこをH4では引かずH1のダウとするとH4はまだ下降トレンド)
そのような観点から日足レベルでの高値切り下げポイントとなってくるかという見方ができる局面となっておりました。
またもう一つの見方としては、
H4?(H1)では下降トレンドを崩した状態で週明けを迎えていましたので、
時間を使ってくるとH4の移動平均線は水平気味から上向きになってくる、
また重要な節目ラインを上抜けていましたのでそのラインに支えられるように
推移してくると買っていける局面というのも想定できました。
①
しかしながら実際の値動きというのは、
H1レベルで下降トレンドに入った後切り返し上昇していきましたが、
H4MAが下降気味であったという点もあり仕掛けるのは見送りました。
見ていたらショートを打っていたかという局面にも見えますが、
H1の移動平均線は上昇気味なためロング/ショートどちらにせよ
その部分での値動きがもう少し欲しい局面に見えました。
②
その後は上昇していくわけですが、
売りと買いが拮抗する三角保ちあいにも見えてくるかという局面になってきました。
一つの見方としましては、
・日足レベルの高値としている部分も近い点。
・前述のポイント①から上昇幅が狭く、インディケーターなどを表示していればダイバージェンスを起こしていると思われる点。
・高値切り下げてきたかという点
などからもう一度抑えれてくるかという値動きを想定している見方と、
もう一つの見方としましては、
・H4で上昇トレンド
・H4MAも下から支えてくるかという点
・順次安値切り上げてきている
などからもう一段の上昇を想定する見方ができる局面でした。
実際にはそのような二つの勢力がぶつかることで三角保ち合いを形成しました。